ESG投資がM&A戦略にも影響を及ぼす?M&A会社社長が徹底解説!【動画要約記事】

安江一将

税理士 安江一将

会計コンサルティング会社・税理士法人及びベンチャー企業2社に勤務。会計コンサルティング会社・税理士法人では税務顧問・税務申告のほかに、事業承継支援業務、組織再編業務、IPO支援業務、M&A業務を数多く実行。ベンチャー企業では管理部長・経営企画室を歴任し、上場のための体制構築・実行支援を推進する。大手コンサルティング会社名古屋支社副支社長を経て2019年8月に安江一将税理士事務所として開業した後、さらにM&A業務を推進することを目的として相続・M&A大学に参画し、現在に至る。本記事の監修を務める。紹介ページはこちら

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本記事はYoutubeで公開している「ESG投資がM&A戦略にも影響を及ぼす?M&A会社社長が徹底解説!」の要約となります。


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ESG・SDGsとは

最近SDGsが非常に重視されています。SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった言葉で、持続可能な開発目標と訳されています。また、この言葉と関連するものとしてESGがよく挙げられます。ESGとは、環境(Enviroment)、社会(Socaial)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとった言葉です。

よく間違われやすいのですが、SDGsは目標で、ESGはこの目標を達成するための手段のイメージとなります。企業が1年というような短期的期間ではなく、30年といった長期的期間において持続的成長をするためにはESGが重要となります。逆に、このESGができていなければ、長期的な事業機会の創出や事業リスク対策が出来ていないという見られ方をされることに繋がります。そのため、場合によっては取引をしてはいけない会社として見られる可能性もあります。

直近事例としては、ユニクロも話題になりました。人権問題を抱えている新疆(しんきょう)ウイグル自治区等の工場でユニクロ製品の綿花を使用しているため、アメリカが輸入を停止するかもしれないという話でした。ウイグル自治区等の地域の労働者を搾取することが、「ユニクロが生産コストを抑えてお手頃に商品を販売できているのではないか」、という見方をされたようです。一方でユニクロとしては、生産委託先から安く生産できると言われて発注していることもあり、必ずしもユニクロが悪いという訳でもないように思えます。このように、ESGの観点では、取引を依頼する発注者側も責任を持つ必要があるということになります。

ESG投資とは

ESG投資とは、環境・社会・ガバナンスの観点を考慮した投資活動を指します。
簡単な例を挙げると、エコな会社に投資するといったものです。


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ESGスコアとは

ESG投資をするうえで投資家が参考にするものとしてESGスコアというものがあります。
環境にどれほど配慮しているか、ガバナンス体制がどれほどしっかりしているか、さらには社会にどれほど良い影響を与えているかといった観点でESGの取組み度合いを評価されるものになります。この分野はなかなか目に見えないものですので、専門の調査機関がESGの観点からスコアリングしていています。
ESGの評価機関がどのようにESGのスコアリングをしているかというと、企業のWebサイトやプレスリリースなどの公開情報やアンケート等をもとに、企業のESGに関する取組みを定量化しているようです。ESGの評価機関は複数あり、評価機関によって重視するポイントが異なるようですが、世界で統一した尺度で評価されるものになります。
自動車産業でもガソリン車よりもEVを生産する企業のほうが評価されるような枠組みになります。この動きは他の産業でも起こっており、欧米企業がアジア企業よりも優位になるようにルールを見直しているという見方もあります。

ESG投資が増えている

2008年~2009年にリーマンショックが起き、利益至上主義で儲かればなんでもよいといった以前までの風潮を見直す流れになり、投資マネーはESG銘柄に注目するようになっています。

国際資本市場協会のガイドラインに沿って、地球温暖化対策や再生可能エネルギー、グリーボンド(資金使途を環境分野に特化した債権)、サステナビリティボンド(資金使途を環境・社会の持続可能性に貢献する事業に限定した債権)などが金融機関で発行されたり、環境配慮貸付金という融資枠がつくられたりしています。


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M&A/株価とESGの関係

M&Aにおいても、ESGへの取組みが株価に影響する可能性はあります。環境や取引先にどれだけ配慮しているかなど、ESGに着目したDD(デューデリジェンス)も行われるようになっているためです。取引先の観点では、ユニクロの例のように、その取引企業を選ぶことに対する責任を問われるようになってきており、単なる役務提供・決済等の関係だけではないものになってきています。環境への配慮やガバナンス体制など、ESGの取組みがESGスコアとして、株価算定に影響するDDレポートに考慮されるようです。そのため、今後、株価にも影響されるようになってくるのではないかと思います。

ESG投資がM&A戦略にも影響を及ぼす?M&A会社社長が徹底解説! 動画

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