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ソフトバンクがLINE株式の共同公開買付け開始へ

2020年8月3日、ソフトバンク株式会社<9434>は韓国のNAVER Corporation(以下NAVER)の子会社、NAVER J.Hub 株式会社と日本・米国でLINE株式会社<3938>の株式公開買付けの開始決定を発表。今回の公開買付けに伴う代金は約3,720億円の見込みで、ソフトバンクとNAVER J.Hubが50%ずつ買付けを行います。

LINEは、モバイルメッセンジャー・プラットフォームや、コンテンツ・決済サービスなどを提供。2020年12月期第2四半期決算短信では、営業収益約1,191億円(前年同期比+60億円)、営業費用約1,330億円(同ほぼ横ばい)で、四半期利益△245億円です。

2019年12月23日に、ソフトバンク、その連結子会社であるZホールディングス株式会社<4689>(以下ZHD)、NAVERとその連結子会社LINEの4社間で、ZHDとその子会社、LINEとその子会社の経営統合に係る経営統合契約書を締結済み。また、前提条件が充足されていることを条件に、今回の公開買付け実施がすでに決定されていました。

その後、米、台湾及び韓国の競争法上必要な手続や対応を完了。国内の競争法に基づく必要な手続や対応も目途が付いたことなどから、今回の公開買付け開始の決定に至ったとのことです。届出当初の買付け等の期間は2020年8月4日から 2020年9月15日まで、価格は普通株式1株につき、5,380円。

経営統合は、日本国内で確固たるユーザー基盤や豊富な資産を持つZHDグループと、豊富なサービスラインナップを有するLINEグループが経営資源を集約することで、国内産業をアップデートし、日本・アジアから世界を牽引するAIテックカンパニーを目指すためのものです。統合により、マーケティング事業、集客、Fintech事業、新規事業やシステム開発など様々な分野でのシナジーが期待できます。

今回株式公開買付けを決定したことで、本経営統合は2021年3月に完了する見込み。経営統合後、LINEの取締役員数は現在の8名から5名に変更、内3名をソフトバンク側、2名をNAVER側から指名とすることについてソフトバンク、NAVERの両社間で合意しているとのことです。

なお、統合最終契約締結以降、本統合最終契約における合意の基礎に大きな変更はないとのこと。