M&A・相続・事業承継のM&A DX

M&A DXの成功事例

M&A DX performances

後継ドクターの不在を、医療法人とのマッチングにより地域医療を守る

譲渡会社T社
サービス一覧医療法人
エリア東海地方

譲受会社X社
サービス一覧医療法人
エリア関東地方

株式会社M&A DXとの関わり方

オーナー様の背景や課題

T法人の創業者である理事長が、顧問税理士経由で弊社に事業承継対策の相談をしたのが、今回のM&Aのきっかけです。

T法人は、理事長が創業し業容を拡大させてまいりましたが、お子様はドクターではありませんでした。そのため、自身の高齢化に伴い、非常勤のドクターの確保や後継者問題に苦慮するようになりました。T法人の行く末や地域医療への影響を鑑みると、単純に法人を解散することも出来ず、悩まれていました。

上記の理由から、T法人を親族外の第三者に譲り渡し、T法人を安定的に運営するパートナーを探すM&Aを決断いたしました。

M&Aの進め方や成約のポイント

買手候補選定の基本方針

✓ 買手に求める条件は、ドクターを安定的に供給することができる相手先であること
✓ T法人の収益性や財務内容を適正に評価してくれること
✓ 入札形式でなく、相対で協議しながら、候補先を選定すること

X法人を選定した理由

✓ X法人は大規模な医療法人であることから、安定的なドクターの供給が期待出来ること
✓ T法人が考える地域医療への理念に共感していただける相手先であったこと
✓ 出資者が納得する条件提示をしたこと

ポイント

✓ T法人が得意とする診療科が、X法人が強化しようとしていた診療科であったこと
✓ T法人の属するエリアが、X法人が進出を検討していたエリアであったこと

M&Aの成果・効果

地域医療を守る

✓ T法人が属するエリアは、T法人の診療科が少ないこともあり、地域の医療を守ることが出来た

創業者利潤の獲得

✓ 創業理事長は、多額の創業者利潤を獲得することができた

X法人によるT法人の法人運営

✓ T法人のドクターは、X法人から供給する等して、安定的な法人運営をする体制が整った
✓ T法人とX法人で相互に人材を交流することにより、教育面や働き方の多様性等、社員への体制が拡充された