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東京ガスが米シェールガス事業のオペレータを子会社化へ

東京ガスが米シェールガス事業のオペレータを子会社化へ

2020年7月29日、東京ガス株式会社<9531>は100%出資子会社である東京ガスアメリカ社が米国企業キャッスルトン・リソーシズ社(2017年4月設立、以下CR社)を子会社化することを発表しました。東京ガスアメリカは米国テキサス州でガス開発・生産事業を営むCR社に出資(46%)していましたが、米国ルイジアナ州で新たなガス田権益を取得するにあたり、今回増資を引き受けることを決定したとのことです。

この増資により、東京ガスアメリカの100%子会社、TGイースト・テキサス・リソーシズ社の出資比率は70%超まで引き上がります。なお、残りの30%弱はキャッスルトン・コモディティズ・インターナショナル社(CCI)の100%子会社であるCCI USアセット・ホールディングズ社の出資。

今回のガス田権益取得により、CR社が保有するガス・天然ガス液の生産量は今までの約1.6倍にあたる約4億7千3百万立方フィート/日になります。権益取得日は2020年8月14日で、同日CR社の子会社化が完了する予定。

東京ガスが米国シェールガス事業のオペレータを子会社化するのは今回初。子会社化に伴い、2021年3月下旬までにCR社の社名改称や会社登記が行われる予定です。CR社の社名は「TG Natural Resources LLC」に改称されます。

東京ガスグループはグループ経営ビジョンとなる「Compass 2030」で2030年までにLNGバリューチェーンにおける強みを強化・活用した事業運営を通じて、海外における利益を3倍規模に拡大する目標をすでに明らかにしていました。今回の発表は、このビジョンに沿ったものといえるでしょう。
今回の子会社化発表日と同日、東京ガスは2021年3月期 第1四半期決算短信を発表。家庭用都市ガス販売量が前年同期比1.4%と微増であるのに対して、業務用は同23.4%減、工業用同35.0%減と大幅に減少。都市ガス販売量全体でみても、21.2%減少という結果になりました。

当期間においては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い都市ガス販売量の業務用需要減などの影響を受けた模様。本感染症の終息時期が不確定であることから、東京ガスグループへの今後の影響を見通すことは困難とのことです。

このような新型コロナウイルス感染拡大の中、あらゆる非常時・緊急時においても信頼される企業であるために、東京ガスグループは「エネルギー事業者としての公益的使命」、「企業市民としての社会的責任」、「社会と共に永続的な発展」を果たしていくという3つの宣言も同日発表しています。