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東芝がキオクシア普通株式を一部売却へ

東芝がキオクシア普通株式を一部売却へ

2020年8月27日、株式会社東芝<6502>の持分法適用関連会社であるキオクシアホールディングス(以下キオクシア)が株式会社東京証券取引所本則市場への新規上場を承認されたことを公表しました。東芝は本件募集・売出しに売出人の一社として参加し、キオクシア株式の一部を売却予定とのことです。

東芝側が売出しに供する株式数は国内・海外合計して30,117,200株を予定。これに伴い、東芝のキオクシア社への議決権保有割合は40.6%から32.0%まで低下する見込みです。

2020年6月22日に東芝より発表された「株式還元方針に関するお知らせ」にてすでに、同社がメモリ事業をグループで運営する戦略的意図がないことを示していました。今回の株式一部売却により現金化された後は、手取金純額の過半を原則に株主還元に充当するとのことです。

キオクシアの上場予定日は2020年10月6日。売出株放出元は東芝以外に、BCPE Pangea Cayman, L.P.が33,417,300株、HOYA株式会社が2,534,400株の予定です。

東芝は1987年に世界初 NAND型フラッシュメモリを発明。その後、2017年2月に東芝メモリ会社が設立され、同年4月にはの社内カンパニーであるストレージ&デバイスソリューション社のメモリ事業を会社分割により承継して事業を開始しました。

翌2018年には東芝メモリが東芝グループから独立。2019年3月に持株会社制に移行し、同年10月東芝メモリホールディングス株式会社はキオクシアホールディングス株式会社に、東芝メモリ株式会社はキオクシア株式会社にそれぞれ社名変更しています。

キオクシアは「記憶」で世界を面白くするをミッションに、メモリ、SSD・メモリカード、システムの3つのアプローチからメモリ新時代をひらこうとしています。世界最大のフラッシュメモリ工場を備え、2018年時点でNAND型フラッシュメモリは世界市場シェア2位。

国際基準におけるキオクシアグループの2020年3月連結経営指標は、売上収益約9,872億円(前年同比△872億円)、営業利益約△1,731億円(同△2,189億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益約△1,667億円(同△1,783億円)。主に3次元メモリの開発・大容量化とそれに伴う急激な生産性の向上による供給過剰、データセンターSSD関連需要が市場関係者の当初の認識と乖離したことなどにより販売単価が下落した影響で、前連結会計年度比で減収となったとのことです。

なお、東芝は今回の株式売却で関連損益の発生が見込まれますが、現段階で影響額が明確ではないことから、今後開示すべき事項が確定次第速やかに発表するとしています。

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