粗利50%超のビジネスとは?公認会計士が説明【動画要約記事】
栗原史明
メガバンクに入行、主にM&A、買収ファイナンス、マネジメントバイアウト投資業務に従事、円滑な事業承継や出資先のIPOを支援。外資系ベンチャーキャピタルの海外拠点に単身出向後、中国拠点にて営業、アドバイザリーチームのマネジメント業務を歴任。その後、ファンド会社に転身しグロース、ベンチャー投資を多数実行、取締役としてバリューアップに従事。大手流通小売企業でのDX業務推進や新規事業開発を経て、現在に至る。
本記事はYoutubeで公開している「粗利50%超のビジネスとは?」の要約となります。
目次 【閉じる】
粗利50%超のビジネスとは?
本動画では、粗利が高いビジネスとはどんなものがあるのかについてお話しています。
そもそも粗利とは、
売上-原価(売上にかかった費用)で表されます。
例えば:ジュースを70円で仕入れて100円で販売した場合、
100円-70円=30円で粗利は30円です。
一般的には粗利が50%を超えるビジネスは少ないとも言われています。
利益率が高いビジネスとは
利益率といっても、売上にかかった費用の集計方法により様々ですが、
今回お話しする粗利が高いビジネスとして、まず有名なのはコスメ(サプリメント)業界です。
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粗利50%超のビジネス①コスメ業界
コスメ(サプリメント)業界は一般的に粗利が高いビジネスといわれています。
しかし、広告宣伝費等の多さから営業利益率となるとおよそ10%程度とそれほど高くないとも言われています。
粗利50%超のビジネス②コンサル業界
次に粗利の高いことで有名なビジネスはコンサル業界です。
またコスメ(サプリメント)業界と比べると、在庫がなく主にtoBビジネスのためあまり広告費等がかからないことから、上場している会社だと営業利益率でも30~40%ほどになることがあります。
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スモールビジネスが増えている理由
昨今ではBASEなどWebで手軽にお店が開けるサービスが普及していることから、スモールビジネスが増えてきています。
扱う商品も品質の高いOEM先で生産し、更には広告費をかけずともSNS等で見込み顧客にアプローチが可能になっています。これらの理由も相まって、小規模でも利益の出るビジネスチャンスが増えているように感じます。
その他にも
コスメ(サプリメント)業界やコンサル業界以外にも
産業廃棄物処理業界など参入事業者が少ない仕事も利益率が高くなる傾向があります。
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【補足】粗利率が高いビジネスのメリット・デメリット
メリット
ビジネスは、ものを仕入れて付加価値をつけて売ることです。仕入れ金額が0円のビジネスは当然粗利率が高くなります。
粗利率が高いビジネスは、資金の確保や事業の成長、新規プロジェクトへの投資等、会社運営の選択肢が広がります。利益を会社に内部留保する場合は、経済的な安定性が高まり、競合他社や経済の変動に強くなります。したがって、高い粗利率は、ビジネスの持続的な成功と収益性を支える要素と言えます。
デメリット
粗利率が高いビジネスのデメリットは、例えば仕入金額が0円の場合、参入障壁が低いため競合が多くなる傾向があります。他社との価格競争より、販売価格の見直しを迫られる可能性があります。結果として粗利率が低くなる場合があります。
これらの要素により、ビジネスの持続可能性や収益性が影響を受けることがあります。短期的な利益は得られるかもしれませんが、競争力の維持や市場の変化への適応が求められます。
粗利50%超のビジネスとは?公認会計士が説明まとめ
今回は、「粗利50%超のビジネスとは?」というテーマでお伝えしました。
粗利50%超のビジネスとは?公認会計士が説明 動画
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